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No.162

※出遅れましたが乙統女様、お誕生日おめでとうございました!ヒップスターやARBがちゃんと言及してくれるようになって嬉しいな🥲
※今日のブログ7,000字はラブライブサンシャインの話しかしていません。


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画像引用元:ラブライブ!公式X

改めてですが、日曜日はラブライブ!サンシャイン!!から生まれた『Aqours』のグループ最後となるライブに行ってきました。
あくあちゃんへの気持ちを書き連ねておきたいと思います。

Aqoursちゃん、やっぱ最っっっっっ強のグループだった。

2015年1月のμ's5thライブきっかけでラブライブを好きになった私にとって、ラブライブシリーズで一番付き合いが長いのがAqoursちゃん。
μ'sが活動を終えて、Aqoursというグループにバトンが引き継がれることが明らかになった時、これからどうなるんだろうってソワソワびくびくしながら情報を追って、デビュー曲の試聴を聞いた時スキルの高さにびっくりして。うわーー大丈夫だ!ラブライブ、これからもすごく楽しみだ!!って、心の底から嬉しくてたまらなかった。
それと同時に、Aqoursちゃんという次世代グループを認められないμ's原理主義者の誹謗中傷や犯罪行為に晒され続けるAqoursちゃんを、微力ながら応援するぞと心に決めて、10年間つかず離れず見守ってきました。ライブ参戦や聖地への旅行、スクフェスやアケフェス、楽曲のリリースやTVアニメや劇場版、各種イベント。熱心に追っていた時もあれば、緩く応援していた時もあって、でもいつだって私はAqoursちゃんのパフォーマンスが大好きでした。
ラブライブシリーズで一番泥臭くて、輝いていて、かっこよくて。
沼津の人達と相思相愛な、Aqoursちゃんという9人+9人のグループが、大好きでした。

あくあちゃんのフィナーレライブはどんなセトリや演出になるんだろう……と、過去のあくあちゃんのライブやμ'sのファイナルライブ、ワルキューレのラストライブを参考にあれこれ予想していたんですが、全然かすりもしなくてビックリしました。
SaintSnowやうちっちーのサプライズゲスト無し。
装置はステージと出島とトロッコのみ。浦の星交響楽団やAqoursシップやムービングステージのような特殊装置どころか、花道さえなかった。これは一人でも多くのファンが現地に入れるようにしたのかなと思っています。
そしてセトリ。
ユニット曲、ソロ曲、学年曲、全部無視してどの曲も最初から最後まで9人で歌い切った。
こういう潔くてコンセプトがはっきりしてて芯が通ってる構成、大好きです。
シンプルすぎて引き算の比重が大きかったので、好みは別れそうだなぁという印象ですが、Aqoursちゃんのパフォーマンスがあれば十分なんだよなとフィナーレにして思い知らされて惚れ惚れしました。
何より、ステージにずっと砂浜のAqoursがあった。
ほんとにこれが一番グッと胸にきました。
私は下手(3塁側)のステージ裏見切れ席ゾーンに居たので、砂浜のAqoursの文字はOPとしてモニターに映った、ありしゃがひょこっと顔を出して文字を書くシーンでしか見られなかったのですが、公式のあげた写真や各取材サイトのレポやTVのニュース映像で、Aqoursちゃんがずーっと砂浜をバックにライブをしている姿を見返しながらしみじみと神演出だなあ……と感動しています。
Aqoursちゃんの全てが沼津と繋がってる。
関係者しか出せなかったフラワースタンド、異質でしたね。沼津で営まれている商店街、カフェ、旅館組合、写真館、薬局、沼津市役所などなど、本当に沢山の沼津の住民がAqoursちゃんへ愛と感謝を贈っていました。
ファン用に公式が用意していたフラスタ代わりの公募ののぼりにも、沼津で商売をされてらっしゃる沢山のお店や沼津市政がいましたね。市長や市議もライブ参戦してましたが、絶対来られるだろうなって思っていましたが、つくづくどういうことだってばよ……と思います。ライブ恒例になってる、沼津で運行されてるAqoursラッピングタクシーが所沢のライブ会場まで駆けつけてる駐車場の光景も相変わらず圧巻で笑
ラブライブ!サンシャイン!!はアニメコンテンツにすぎないけど、沼津とAqoursの絆は聖地ビジネスの一つの到達点のように思いました。今後形が変わることがあっても、0に戻ることはないんだろうな。

既に長文になってしまったので、ライブについて軽く触れておきます。


・全アーティスト、ベルーナドーム(西武ドーム)でライブをするな。
ベルーナドーム初参戦だったのですが、雲のない強烈な晴天、34℃の夏日、4万人のキャパに対して西武狭山・山口線のみの脆弱な公共交通機関で、ライブをしていいハコじゃないぞと確信しました。
17時開演だったのですが西日がずっと後頭部に当たっていたので、氷結ベルトと冷タオルとハンディファンと凍らせたペットボトル2本と保冷バッグ代用のプチプチ封筒が無かったらお陀仏していたかもしれません。(駅前で倒れた方や救急車の目撃情報も実際ありました)
今後の参考に書き残しておきますが、規制退場は20分程で脱出+西武球場前駅に30分滞在(電車1本見送り)で、往路プラス1時間で今回は帰宅出来ました。でも私が規制退場した時ドームには2/3くらい観客が残っていたので、規制退場最後の人は特にお疲れさまでした……!;;

・周囲に恵まれたお陰ですっごい楽しかったです。エンカしてくださった方々に本当に本当に本当に、感謝です……!!!!
一般抽選先行枠だったからか、UOグルグル民が視界に入る位置にいなくて嬉しすぎて泣いた。右隣と真後ろの男性、ガチファンだけど周囲に礼儀正しくてコーレスは先達になってくれて、好きだ……と思いました。まじでありがとう……。
コーレスが最後に参加した現場の時よりずっと穏やかで(ただし声量はめちゃある笑)、ドーム規模でライト層も多いからかもしれないけど民度が平和でびっくりしつつ(勿論UOグルグル民はめちゃくちゃ沢山いたけど)、体力も激しく消耗することなく最後まで楽しめて、それが何より幸せでした。
2nd現地で隣り合った客のお陰で二度とラブライブの現地には行かないと決意していたのですが、Aqoursちゃんの最後のライブで勇気を振り絞って現地参戦してとっても良かったです。勇気を出すって大切だ……!!


・逢田さん「20年続けてきて……」メンバー&ファン「……?」
ライブ終盤のメンバー一人一人のコメントの場面で、Aqoursの10年の活動を振り返って喋ってるのに勝手に活動歴を20年にする逢田さん。ふりりんに「計算が合わないぞ」と突っ込まれて「ごめんなさい、32歳です……」と年齢を申告する逢田さん。
愛おしすぎて抱きしめたくなった。
だって逢田さん、真面目なんですよ。サバ読んだ事を笑ってちょけるんじゃなくて、最後のライブで感極まって泣きながら、大真面目に、ごめんなさい32歳ですって謝ってるんですよ。そのギャップが面白くて、大好きで。1stライブのピアノ事件の時からいつも何事にも真面目で一生懸命に取り組んでいて、Aqoursに真摯だったりきゃこが大好きです。
これからも沢山の伝説が見たいな!笑

・おすわMC「あつい」
冬のベルーナで「さむい。あったかいとこでライブしたい」と言っていたおすわがフィナーレの夏日のベルーナで「あつい」ってフラグ回収してるのが面白すぎて駄目だったーーーー。
すわわの飾らない、取り繕わない人柄が大好きです。Aqoursへのあたりがまだ強かった2ndライブ当時、センターとしてツアーを引っ張ってくれて、折れずにずっと頑張ってくれて、本当にありがとう。果南の性格とすわわの可愛い歌声のギャップがAqoursで初めてきゅんとした瞬間でした。

・降幡愛はずっと『プロ』だった。
突出して印象に残ったシーンがあるというより、ずーっと明るくて可愛くて元気で、でも時に大人で、私の推しのルビィちゃんがステージに居ました。
ラブライブはキャラとのシンクロが求められるコンテンツだけど、Aqoursちゃんの中で一番キャラとご本人の共通点が少なかったのがふりりんだったと思っています。それなのに、ふりりんのパフォーマンスでルビィちゃんはこうじゃないよと思うことは10年間一度もなかった。いつも、どんな時でも、黒澤ルビィでした。ふりりんのプロ意識の高さと精神力の高さに毎回感心しています。一番大人なふりりんが、Aqoursの末っ子みたいなルビィちゃんと共に歩んだ道のりを愛おしく思います。

・メンバーの涙を拭って明るい笑顔で支える曜ちゃんが、自分の涙は誰にも見られない場所でこっそり自分で拭うの本当に本当にさああ……しゅかしゅーーーーー!!!!!!!(尊すぎてもう何も考えられない)
前回のブログでフライングで書いちゃったけどほんとにほんとにこのシーン駄目でした。『想いよひとつになれ』すっごい泣いた。弱いんだよ、他人には優しいのに、自分の辛さは隠しちゃう人……。
涙は見せない、いつも元気いっぱいに汗かくぞ宣言をしているしゅかしゅーの、フィナーレライブで表情が崩れてしまっている姿は、胸を強く打つ切なさと愛おしさがありました。最後のライブ、最後のコメントという事でご本人の言葉で話してくれるメンバーが多い中、しゅかしゅーだけ曜ちゃんとしての言葉と、「またAqoursとしてライブがしたい」という斉藤朱夏の夢を教えてくれたのも、とっっっても良かった……思い出して今泣きそうだよ……。
いつもあんちゃんを支えてくれてることも、ありがとう。あんちゃんとしゅかしゅーが「沼津に帰ろう」って手を取り合うシーンで全員泣いてました。

・あいにゃ「『おはよう』って言ったら『おはよう!』って返ってくるのが嬉しかった、Aqoursで私は青春を取り戻せた」
もうぐっちゃぐちゃに泣いてたのでウロ覚えなんですが、高校時代にあまり良い思い出がなかったと語るあいにゃが、Aqoursで過ごした10年間を青春だったと言ってメンバーに涙ながらに御礼を伝える背中に視界がぼやけてもう何にも見えないよ。
Aqoursで青春を取り戻したのが小原鞠莉とおんなじすぎて泣いてしまう。
あいにゃはマリーを憧れだと言ったけど、私はAqoursが結成された時あいにゃの民謡を聴いて心が震えたんだよ。なんて歌が上手い子なんだ!って、ソロ活動もチェックするくらい貴女の歌の輝きが大好きです。
ところでマリーって女子人気高くないですか。会場の女子ファンの紫率高くてにっこにこしちゃった。

・ありしゃのOP、人生で見たライブのオープニングで一番胸に刺さった、ただただ素晴らしかった……。ほんとに……。
普段のOPは声優のライブらしく、キャラ絵とキャスト名がばーんと表示されて、オタクがペンラの色をメンカラーに変えていく形なのですが、今回フィナーレライブということで全然趣向が違っていて度肝を抜かれました。
開演時間17時をちょっと過ぎて、そろそろ始まるかな~って頃。ステージ上手の端からありしゃがひょこっと顔を覗かせて、引っ込んで。(お?)と思っていたら、長い木の枝を手にしたありしゃがおずおずと出てきて、ステージの端から端まで設置された砂浜に、Aの文字を書き始めて。
まさか……と思って震えながら見ていたら、一文字ずつしっかりと、A、q、o、u、r、s。
…………ほんとにもう、ラブライブ!サンシャイン!!の全部が詰まってた。
10年間ダイヤを演じてくれてありがとう。
映像畑だったありしゃがラブライブサンシャインで声優に初挑戦した理由を、「(最終的に自分に似た役に決まったけど)声の演技なら自分と全く違う役を演じられると思った」と言っていた日から10年が経って、ありしゃとダイヤの本当に似ていたところも違ったところも含めて、「段々私たちは似てきた」と振り返ったありしゃの変化を愛おしく思います。
ありしゃの変顔が見たくて、毎回一発目のダイヤッホー!は80%の声しか出してなかったことをここに懺悔します。ごめんね、でも次があればまた同じ轍を踏みます!笑 だからまた、「ブッブー!ですわ!!」って言って欲しいな。

・きんちゃん「光があれば影があるように、みんなのこと大好き!って思うこともあれば、大嫌い!って思うこともあって」
賛否両論だと思うけど、これを言葉にして伝えるのがきんちゃんの魅力だと私は思っています。
でもね、「大嫌いって思うこともある」って言うけど、ファンのこと一番見てくれてるのはきんちゃんなんですよ。私はステージが殆ど見えない完全見切れ席エリアに居たので、肉眼でキャストを見れたのはステージの下手端に来た時と出島とトロッコの移動時だけだったんですが、下手の端っこで踊っていた時、きんちゃん多分本来の振り付けをアレンジして後ろを向いてくれたんですよね。何度も何度も、完全見切れ席側のファンに背中じゃなくて顔を向けてくれる瞬間が一番多かったのはきんちゃんでした。
そんなきんちゃんだから、適応障害に度々襲われた時、少し納得できてしまったんですよね。見なくていいものや気にかけなくていいところまで全部向き合ってくれる、不器用な人だから、フィナーレライブを9人で明るく楽しく前向きに終われたことの裏側には、きんちゃんの底知れぬ努力があったんだろうな……と思っています。
生きていてくれてありがとう。これからの人生、健康で幸せに満ち溢れますように切に祈っています。

・あいきゃん「皆やってると思ったのに……!」
くっっっっっそ可愛かった。届星day1では皆一緒に決めポーズしてくれたのに何でよぉ~🥺ってぴえん顔してる、メンバーにいじられてる瞬間のあいきゃんは一番可愛くて、善子そのものなんだ……!
ラブライブはキャラとのシンクロを求められるコンテンツだから、努力してくれるのは皆一緒なんだけど、あいきゃんは100%トレスすることをいつも大事にしてるんだなぁというのが伝わってきます。髪の色や長さ、髪型、カラコンもそうだし、フィナーレのネイルが善子だったの、愛が伝わってきてにこにこしながら泣いてしまった。あいきゃんはいつも善子愛を全力で伝えて、形にしてくれるんだよなぁ。
ソロ活動のフライヤーなのに、あいきゃん手描きのイラストでラブライブサンシャイン1期3話のチラシをオマージュしていたの、愛でしかない。善子のこと『相棒』と表現していたけど個人的にはもう一心同体だな、と感じています。あいきゃんを見ていると善子が見えるし、善子を見ているとあいきゃんが見えるような、もう境目があやふやな感じ。
デイドリのダンスパート大好きマンなので見れてめちゃくちゃ嬉しかったです。幻日で座長を務めてくれてありがとう。

・伊波総大将
「時代が違えば卑弥呼だった」
「世が世なら一国の王になってる」
等々、今回も凄すぎるMCでフィナーレライブを締めくくった伊波杏樹さんを称える言葉やひれ伏す民衆がSNSに溢れていましたが、わかる…………。本当に、そうなんだ……。
ラブライブを築いたのはμ'sだけど、ラブライブシリーズの総大将はあんちゃんだと思っています。
ラブライブというでっかいコンテンツをシリーズ化させて牽引してきたのはAqoursで、そんな最強の9人の座長は伊波杏樹しかありえなかった。
メンバーで一番頑張っているのは誰?という番組の質問に、あんちゃんは「頑張ってない人なんてAqoursにはいないから、全員」と答えて、残り8人中7人が「伊波杏樹」と答えたのが全てなんだよな。(余談ですが一人だけ「高槻かなこ」と答えたふりりんも尊くて泣きました)
「なんて情けない返事なんだ……」に、10年間で育まれたメンバーとの関係性が詰まっていて、あの一瞬を粒にして砂時計に閉じ込めてしまいたい。ライブの最後に砂時計がくるっと反転してまた砂が流れ始めるEDの演出最高だったなぁ。
あんちゃんのMCで周囲の観客全員泣き始めたの、おもしろかったな。普段滅多に泣かないであろう数万人の男性のすすり泣く声も、そうさせるあんちゃんのMCも、噛みしめながら私も号泣していました。


全然順風満帆じゃなかったAqoursちゃんの、泥臭くて、誰よりも輝いていた、いばらの道を切り開く勇気を10年間見守れて幸せでした。
これからも応援しています。
秋になったら沼津行きたーーーーい!!!!!!!!!

日記